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すぐ調律が狂う原因は、、  これだ!

  • 執筆者の写真: OTO工房
    OTO工房
  • 2018年9月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:2018年11月10日

調律したばかりなのにすぐ音が狂う。。

そんな経験をした方、渦中にいる方、

いらっしゃると思います。



通常ピアノの音が狂う主な物理的要因は、1本約80kgの力で引っ張られている弦が演奏によって繰り返し激しく打弦されるためにその張力が少しずつゆるみ、引っ張られてるのとは逆の方向に戻ろうとする運動を起こすため、とされています。

じゃあ調律をしたばかりなのにすぐ狂うのはどういう訳か。 その原因は、一般ピアノユーザーにはあまり知られてません。 それは、、 チューニングピンの弛(ゆる)みによって音が狂ってしまうのです。このピンが弛む状態を我々調律師は

「ルーズピン」「ピンズル」などと呼んでおります。

ピアノの弦は、多数のチューニングピンという金属製のピンに一本ずつ巻きつけられております。外側から見ただけではわかりませんが、 実はこのピン、金色に光る鉄骨の下に隠されている「ピン板」という分厚い木の板に打ち込まれております。 その木の板が様々な要因(劣化や過乾燥その他)によっていい状態でなくなると、チューニングピンは弦の強い張力に耐えられなくなり弛んでしまうのです。。

軽度のピンズル状態のピアノは、実はすごくたくさんあります。 それほど弛いと感じないピンでも、 微妙にピン板がヘタっていてすぐ音がズレてしまうことや、 音が安定せずに調律がすごくし難かったりします。

改善方法はいくつかありますが、 写真の太い金属の道具でピンの頭を少しだけ打ち込む方法が とりあえずの一般的な方法です。 それで改善される場合は、ラッキーです。 それでも改善されない場合も当然あり、それはアンラッキーです。。 ピンズルが酷い場合は、調律しているソバからピンが逆方向に回ってしまうものもあります。 そうなるともうかなり致命的で大修理が必要になってきます。

なので特に中古で外装がピカピカなピアノでも、一言販売員に 「チューニングピンの弛み具合は問題ないですか?」と聞いてみてください。そんなこと聞く購入者はあまりいないので、販売員はきっと驚くはずです( ̄□|||| オキャクサマ..

ピアノの音が安定しないピアノで悩んでいる方、一度このピンズルを疑ってみてください。 チューニングピンの安定は、音を安定させる為の要となる最も重要なファクターです。

1 comentário


Hirai Jun
Hirai Jun
23 de mai. de 2024

古いピアノでピンズルで調律してもすぐ狂ってしまっていましたが、この叩き込みを試したところ劇的に改善されました。今、通っている調律の学校の先生にこのやり方を正しく教えてもらおうとした所、そんな事をしたらピン板が割れてしまうと言われ、教えてもらえませんでした。ピンを叩き込んでも、製造時のトルクに戻す範囲であれば、割れるとは思えないのですが、どう思われますか?

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