ピアノの部品交換で一番大変な作業は、 新しい部品を取り付けることではありません。 古い部品を取り除くことも中くらい大変です。がしかし! 一番きついのは、その古い部品を取り除いたあと、、
そこにこびり付いている古い接着剤を削り落とす作業に他なりません 汗!
ピアノの部品接着には膠(ニカワ)というゼラチンを主成分としたものが多く使われていて、
これでもか!ってくらいガッチガッチに固まっております。
もう普通の合成ボンドとはモノがちゃいます。
もうナチュラルパワー全開!と言わんばかりにガッチガッチです 汗汗!!
で交換する部品を取ったあとは、このこびり付いたニカワの残骸を
カッターやヤスリで削る作業に文字通りただひたすら明け暮れるわけです。。
ピアノの部品の殆どは88個あるので、それはもうほとんど修行の世界。
部品交換作業全体を10として古いニカワを取り除く作業は
部品によって7~9くらいでしょうか。っとにかく無言忍耐の世界(_ _)ガマン
俺は削り屋本舗か、と思うくらいずーーーーとニカワの残骸を削ってます(_ _)ガマンガマン
この時ばかりは猫の手も借りたい!
もう誰でもいいから手伝ってお願い!と心の底から思います。
がしかし、リアル倒産ギリギリ弱小工房としては誰も雇えない訳でございます(=‘x‘=)ノ彡
ってそれだけの話なんですけどね。
ハタラケッ💢
, ,
(╬⊙д⊙) パーン!
⊂彡☆))Д´)
写真は鍵盤の駆動部分に使われている重要なフェルトの交換作業です。
ニカワ残骸はもう全て削り終わって新しいフェルトを貼りつけてるところで最終段階。
ここまでくるのに長い道のりだった、という訳でございます。
皆さん素敵な日曜日を。。
Комментарии